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執筆者の写真Hige

ナイトセミナー募集に向けて①

#リハビリ#PT#OT#ST#分析#治療#パターン認識#機械学習#AI#人はAI以上の能力を持つ


12月からのスキルアップセミナー、「パターン認識でクリニカルリーズニングを学び問題解決能力を鍛えよう!」の中身をちょっとだけお知らせしますね。(^^)/


パターン認識とは、AIの機械学習に使われる手法の一つですが、経験を積んだ「できるセラピスト」と認知されている方は意識するかしないかは別として、この「パターン認識」を使われています。

クリニカルリーズニングの中では、「直観的思考」と分類されていますよね。少ない情報を素早くまとめて結論を導く、熟練者が用いる手法です。


例えば、下の写真(pakutaso 毒リンゴを食べた森ガールのフリー画像より)のような姿勢を見たときに、「あっ!右肩甲帯を引き寄せて固定的に使っちゃっているなあ。腰痛むのじゃないか?」と読み取るのが、パターン認識の例です。

実際に腰が痛むのかどうかは、聞いてみればいいのですから、まずは、「この姿勢じゃあ、腰痛くなってもおかしくないよな。」ってことを読み取る癖をつけることが重要です。


はて?なぜ、この姿勢が腰の痛みと関連するかですか?!

一つ一つ確認しましょう。

①右手が曲げられて上を向き、手のひらが上を向いています。前腕回内位、上腕内旋位ですね。しかも、上腕骨頭が顔に近づくほど前に飛び出しています。

この四位を保つためには、どうしたって、右肩甲骨は内転・挙上方向になければいけません。

②右肩甲骨が内転・挙上であるということは、胸椎は左に凸の側屈プラス右回旋しているはずです。つまり、胸郭はブリッジしているように浮き上がっているということです。

③胸郭が支持基底面から浮き上がりさらに右回旋をしているとなると、腰椎はどうしても反り返るようなポジションとなりさらに左腰背部筋はブリッジを助けるために過緊張を呈しているはずです。

④この思考過程から、「腰、痛むんじゃね?!」と読み取るわけです。


ね!? わかってみればその通りだし、右肩甲骨の状態から腰の痛みを推理できるのは当たり前に思えませんか?!


そんな具合で、 「対象者の訴えや症状から病態を推測し、対象者に 最も適した介入を決定していく一連の心理(認知)的 過程」を指す。 といわれる、クリニカルリーズニングを早く、できるだけ的確な結論を導くのには、「パターン認識」を身に着けているととても良いという思うのです。


熟練者しか使えない「パターン認識」ですが、熟練者は使っているし、頭の中には無数の「パターン化された見方や知識」が詰まっているはずです。


それを、「頂いてしまおう」ってのが、このスキルアップセミナーです。

頂いてしまうったって、別に悪かあないですよね。患者さんのためになる知識や技術を伝達してもらおうってんですから、何も問題ありません。

むしろ、積極的に「共有してください。そのノウハウ。」って寸法です。


そんなわけで、もちろん時間に限りはあるので無数にある「パターン」をすべて伝えるのは現実的ではありません。

そのエッセンスと、考え方、いくつかのパターンを伝えることで、あとは練習次第。って内容にしようと思っています。


評価や分析が苦手、って方にも、わかりやすく、とっつきやすく、「ああ、そんな仕掛けがあったんだ!」って、手品の種明かし的な学習の機会になる予定です。


是非、ご参加ください!


詳細は、「トップメニュー」⇒ 「More」 ⇒ 「Will Labo主催 ナイトセミナー」

クリック! ←ここはクリックできません(;^ω^)



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